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あらすじ |
※( )の中は原作から削除されたシーンです。
グリム童話 / The Grimm Brother's fairy tales
あらすじ募集中。 ((継)母に森に捨てられた兄妹が魔女を倒して、宝石や真珠を持って帰ってくるお話。オリジナルは、実母。子ども向けなどでは、継母に改変されている。結末の残酷さも子ども向けでは改変がある。) (もともとは、長く続いた飢饉での、姥捨てならぬ、子ども捨てによる口減らしの話。当時の不作と飢饉を救ったのは、歴史的にはジャガイモの耕作の始まりだったのだが、そうした時代の記憶を伝えるお話としても興味深い。)
あらすじ募集中。
白雪姫というとても美しい少女がいた。彼女の継母(グリム童話初版本では実母)は、自分が世界で一番美しいと信じており、彼女の持つ魔法の鏡もそれに同意したため、満足な日々を送っていた。 白雪姫が7歳になったある日、継母が魔法の鏡に「世界で一番美しい女性は?」と聞くと、白雪姫だという答えが返ってきて、継母は怒りのあまり、猟師に白雪姫を森に連れて行き、殺してくるように命じる。白雪姫を不憫に思った猟師は彼女を殺せず、代わりに森の中に置き去りにする。 白雪姫は、森の中で7人のドワーフたちと暮らすようになる。しかし、継母がまた魔法の鏡に「世界で一番美しいのは?」と聞いたため、白雪姫がまだ生きていることが露見。継母は、白雪姫を殺そうと毒リンゴを作り、リンゴ売りに化けて白雪姫に食べさせた。 (原作ではドワーフ(小人)ではなく、ジプシー(アメリカンインディアン?)。普通の人間で、夜な夜な輪姦される。) 白雪姫は毒リンゴを食べて倒れ、ドワーフたちは悲しみに暮れて、白雪姫を棺に入れる。そこに王子が通りかかり、白雪姫を一目見るなり、死体でもいいからと白雪姫をもらい受ける。 (原作では王様は屍姦主義者。) 家来に棺を運ばせる途中、一人がつまづいて転ぶ。その拍子に、白雪姫は喉に詰めていたリンゴを吐き出し生き返り、王子と結婚して幸せに暮らす。 (白雪姫は、「家来が藪に足を取られた拍子」に目を覚ましたのではなく、家来が死体の白雪姫の背を突いた拍子にリンゴの欠片を吐き出して目を覚ます。) (白雪姫は、家来がつまずいた拍子ではなく王子のキスにより目を覚ます。) その結婚式の披露宴で、継母は真っ赤に焼けた鉄の靴を履いて踊らされ亡くなる。 (白雪姫を殺そうとし、また最後に焼けた靴を履かされて殺されたのは、継母ではなく実の母であったとされる。)
イソップ物語 / Aesop's Fables
あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。 まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとするが、旅人は寒くなったのでかえって上着をしっかり押さえてしまい、脱がせることができなかった。次に、太陽が燦燦と照りつけると、旅人は暑くなって今度は自分から上着を脱いでしまう。これで太陽の勝ちとなった。
あるとき、ウサギに歩みの鈍さをバカにされたカメは、山のふもとまでかけっこの勝負を挑んだ。かけっこを始めると予想通りウサギはどんどん先へ行き、とうとうカメが見えなくなってしまった。ウサギは少しカメをまとうと余裕綽々で居眠りを始めた。その間にカメは着実に進み、ウサギが目を覚ましたとき見たものは、山のふもとのゴールで大喜びをするカメの姿であった。 (カメとのかけっこに負けたウサギはウサギの村に戻ったが、そのみっともなさから村八分にされる。そのウサギ村に、あるときオオカミが現れ、「村を襲われたくなければ、明朝までに子ウサギを3匹、山の頂上へ連れて来い」と脅かして回った。ウサギたちは長老の家で相談するがいい案が出ない。すると、かけっこに負けたウサギが「自分が行く」といって山へ向かった。
シャルルペロー童話 / Charles Perrault Mother Goose
ある粉引き職人が死に、3人の息子にはそれぞれ粉引き小屋、ロバ、猫が遺産として分けられた。三男が「猫を食べてしまったら、後は何もなくなってしまう」と嘆いていると、猫が「あなたがもらったものは、そんなに悪いもんでもないですよ。まず、私に長靴と袋を下さい。」と言った。 (ペロ(猫)は、3男がもらった遺産ではなく、たまたま通りがかって、3男(ピエール)と知り合う。最初からナイトの格好で登場している。ねずみを助けたために、猫の国から追われているという設定になっている。) そして、猫はウサギを捕まえ、王様に「カラバ侯爵からの贈り物です」と言ってウサギを献上する。 (ウサギの献上の代わりに、腹黒いピエールの兄二人が献上したものを、ペロの機転で、ピエール(カラバ侯爵)の献上品として王様に献上。まず名前を売る。) それを繰り返して王様と猫が親しくなった頃、猫は三男にある場所で水浴びをさせる。 (王様とお姫様が馬車で通るとき、いきなりピエールに裸になって川に飛び込めとペロは言う。回りの農民には、ペロに協力的なねずみをけしかけ、カラバ侯爵のものだ、と言わないと、作物を食い荒らしてしまう、と脅し、カラバ侯爵のものと見せかける。) そこに王様と姫が通りがかり、猫はその前に出て「大変です、カラバ侯爵が水浴びをしている最中に泥棒に持ち物を取られてしまいました」と嘘をつく。そうして、三男と王様を引き合わせ、「カラバ侯爵の居城」に王様を招待することになる。 (人食い鬼から魔王ルシファに悪役の設定が変わっている。ルシファがお姫様を結婚相手と狙う、という災難が降りかかる。) 猫が馬車を先導することになり、道で百姓に会うたびに「ここは誰の土地かと聞かれたら、『カラバ侯爵様の土地です』と言え。でないと、細切れにされてしまうぞ」と言う。本当は人食い鬼の土地だったが、百姓は王様に訪ねられると「カラバ侯爵様の土地です」と答える。そして、王様は「カラバ侯爵」の領地の広さに感心する。 そして、ある豪奢な城に着く。これは人食い鬼の城だったが、猫は人食い鬼をだまして鼠に姿を変えさせ、捕まえて食べてしまう。そうして城を奪い、王様が着くと「カラバ侯爵の城にようこそ!」と迎える。王様は「カラバ侯爵」に感心し、婿になってくれないか、という。「カラバ侯爵」はその申し出を受けてその日のうちに姫と結婚し、猫も貴族となって遊びでしか鼠を捕まえなくなった (夜、お姫様とのデートシーンにおいて、ピエールはうそに耐えきれず、本当のことをしゃべってしまう。自分はカラバ侯爵ではないと。そして、その時魔王がお姫様をさらいに来る。ピエールは歯が立たない。あっと言う間にさらわれてしまう。 すぐさま、魔王の城まで追いかけ、進入。ペロの機転で魔王をねずみにし、やっつけようとするが失敗。危機一髪の状態をお姫様に見せ、ピエール一行の命と引き換えに結婚を承諾させる。その結果ピエール一行は城から放り出される。 しかし、ピエールはあきらめない。別の方向から城に進入。魔王の弱点が首からかけている髑髏であり、それが朝日にあたると大変まずい状態になることを知る。魔王との戦闘の過程で髑髏がお姫様の手に渡り、それを持って塔のてっぺんに登り、ピエールと共に朝日にあてようとする。魔王はそれを阻止するために塔を破壊するが、塔が倒れる瞬間、朝日が髑髏にあたり、魔王はコウモリの集団となって消滅。そしてそのコウモリが白いハトになり、落ちてくるピエールとお姫様を差さえ、無事地面に。 ピエールと、お姫様の結婚式を見届けた後、ペロはまた旅に出る。)
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アンデンセン物語 / Andersen's fairy story
■裸の王様 / The Emperor's New Clothes 新しい服が大好きな王様の元に二人組の詐欺師が布織職人というふれこみでやってくる。彼らはなんと、馬鹿や自分にふさわしくない仕事をしている者には見えない不思議な布地を織ることができるという。王様は大喜びで注文する。仕事場にできばえを見に行ったとき、目の前にあるはずの布地が王様の目には見えない。王様はうろたえるが、家来たちの手前、本当のことは言えず、見えもしない布地を褒めるしかない。家来は家来で、自分には見えないもののそうとは言い出せず、同じように衣装を褒める。王様は見えもしない衣装を身にまといパレードに臨む。見物人も馬鹿と思われてはいけないと同じように衣装を誉めそやすが、その中の一人に小さな子どもがいて、こう叫ぶ、
(日本でのタイトルが裸の王様なので、何も身につけていない全裸だと思われている節があるが、実際には下着を身につけている。絵本版などの挿絵もそうなっている。)
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