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+ あとがき『 ”絶対”いらない、作者のあとがき 』 +
ど〜もぉ〜。ココに完結いたしました『機動戦艦ナデシコ The Prince of Oblivion』如何だったでしょうか?
作者の、紫雲子游でございます。初めての方も、そうでない方も、ひっくるめて感謝いたします。
ココまで呼んでくださって、誠に感謝しております〜。
さ、て。
この作品は劇場版機動戦艦ナデシコ The Prince of Darkness を原作にしております。
読んでくださった方は分かると思うのですが、オリジナルのキャラクターは『ゲイル』君ですね。
クロスオーバーではない、クロスオーバーな作品なのです。
キャラクターを調べていないせいか、あんまり性格を描写できていないのが残念無念ですが…。
んでネタバレしますと、この小説は咲夜様のリクエストでお書きしている小説が大本だったりするのですが…。
うう、ごめんなさい、流用しました(懺悔
この『暗闇の王子様』ならぬ『虚無の王子様』とでもいえるべき作品ですが、勿論それを差すのは二人のことでございます。
なるべく似ている境遇に…でも、二人は正反対…そんな矛盾している存在を目指して作ってみました。
ちなみに、そこにゲイル君が混ざって、さらには月臣楓も出てきたりして…。
あ、なお、本編で月臣さんに妹がいるなんて裏設定はございませんので、お気をつけなさってくださいw
”華月”なんてのも存在しませんよ〜と、念のため。
今回、小説を書く上で注意したのは、とりあえず全キャラクターの”年月”を意識することでした。
アニメから2年、そしてそのさらに1年後…という時代設定なので、完全に皆は違う…というか成長しているだろうな〜。
しているんだったら、こんな感じかな〜といった雰囲気で、想像して書いてみました。
根幹は一緒なんだけど、でも、本編でもミナトさんが言っていましたが”ココロ”が成長している存在へ、と。
ルリちゃんの『馬鹿ばっか』とか『私、少女ですから』という台詞が、微妙に変化しているのに気づいた方は、そこあたり、感じていただけたでしょうか?ww
あとは、ユキナちゃんの学校の話とか……。あれは、賛否両論あるでしょうけど…。
作る上で一番難しかったのは、それはもーロボットの戦闘!!
アニメと違って文章ですから、『ラジエーターがどうのこうの』とか『ブースト出力がどうのこうの』とかを説明するのは億劫で…。
まあ、そこあたり、作者の知識不足も手伝って、かなり他のロボット戦闘ものに比べられると、劣っているところですが。
……精進します。
管理人的に一番気に入っているシーン…というか、部分は、何気に昇竜の『捕まりたくないんでな』です(笑
今までずっと”影”の存在だった昇竜が、少しだけ光に当たった瞬間、そんなイメージで入れてみました。
…個人的に、かなり賭けみたいな部分はありました、確かに。
イメージが崩れるってのも、本当のところでしょうし。
最後のアキトの真エンディングの時も、謝罪の念にさえなまれつつ、幸せを欲する―という、かなぁり微妙な線ですしねww
そこあたりは、チャンスがあったら、また書きたいな〜と思います。
さって、ラスト、ネタバレターイム!!(謎
作中に登場する、気づいている人がいれば何となくムフフなシーンです。
ちなみに、管理人が出展をど忘れしたという出所不明な乱用台詞などもたくさんありますが…。
『アイマム。座標確認。』(序盤、ナデシコ機動時、オペレーターC)
→これだけで分かった人は、凄い!! 加賀招二『フルメタル・パニック』のトゥアハー・デ・ダナンのオペレーターの台詞。テッサ♪
『―見せてやるよ、戦い方ってヤツを。力はな…こうやって使うんだよ―』(ゲイル覚醒時)
→あはは、バレバレですかね?? 幽遊白書より、雷禅の言葉です。
『いつかお前が”歌う歌”』(第六話題名)
→ネタバレも何も、アニメナデシコのサブタイトルそのままだったり…(汗
『…馬鹿ばっか』(ルリ、独白)
→アニメ版ナデシコ、ルリの口癖。
『私、ずっと夢をみていたから。荒々しく、悲しい、夢』(ユリカ独白)
→アニメ『スクライド』、かなみの夢の台詞。気づいた人は、どれくらいいるのだろうか…?
『ルリちゃん、可愛い〜〜!!! お持ち帰りだよぉ!』(ユリカ感激)
→露骨過ぎたか…? ひぐらしのなく頃に、レナの台詞。
『私は、もう、会長のお使いはいやなのよ…』(エリナ、独白)
→アニメ版ナデシコ、エリナさんの台詞。
『ジャンプ』(ルリ、ボソンジャンプ時)
→…これは微妙だが。劇場版ナデシコ、チューリップにてボソンジャンプ時にルリが言った台詞。マニアック!!
『奢るなよ、欠陥商品風情が!!』(昇竜、戦闘開始)
→格闘ゲームKOF2000、ラスボス(名前ド忘れ…)がKを相手にしたときに言う台詞。「奢るな、クローン風情が!!」です(汗
『宇宙内で五本の指にはいるのだから』(楓の解説)
→無理やりかな〜? 奈須きのこさんの”五人の魔法使い”にかけてみたり(汗
こんな感じでした(汗
十分に楽しんでいただけたでしょうか?
もし楽しんでいただけたのなら、それくらい小説書きにとって幸せなことはありません。
技量が下手で描写が至らないところが多数あり、見苦しい文章でしたが、誠に最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、またいつか、どこかで、何かの機会に、きっと会いましょう。
紫雲子游
『にしたって、長いだろ?! もっと細かく分けろよ!! あと、何で後半一話はリストにないんだよ!!』
『五月蝿いな〜加筆したら長くなったんだよ! 題名つくるのが面倒くさかったんだ! リストにないのは、本当に読んでくれた人への感謝の一話だ!』